優れたデザインと高品質なウールがそろえば最後の決め手は製法になります。カスタールのラグは最高の技術者達の手によって織られるラグです。ウーブンラグ(経糸と緯糸を交互に織っていく)とハンドタフテッド(ガンのようなもので生地に糸を打ち込んでいく)二つの製法があります。一般的な量産品のラグは機械で自動にロール状に織りあがって行きます。それを注文のサイズにカットして製品として届きます。カスタールのラグは注文が入った時点で糸選びから入ります。指定の柄の設計図を手に職人が6000色もの糸からピックアップし織機を巧みに使いこなし織りあげていきます。何度も何度も手作業を繰返し集中力を保持しながら遠いゴールを目指すのです。機械を使いこなすと言っても簡単なことではありません。運転免許を持っている私の妻にF1マシーンに乗り最高ラップを出せと言っても無理です。カスタールのラグは太いウールをできるだけ詰めながら織りあげて行くのでずっしりと重いのです。ハンカチのように折り曲げる事ができないくらい厚いです。
こうして作られたカスタールのラグはデザイン、素材、製法が一つになり美しさを醸し出し、スウェーデンの皇室御用達の紋章を与えられるくらいの優れモノになるのです。そして遠い遠いゴールの最後の瞬間は職人達の成功の証としてデザインの名前、カラー、製造年月日とシリアルナンバーそして職人の名前が革のタグに手書きで描かれます。どうしてかって?それは職人の誇りなのです。
私もカスタールのラグを使って気持ちの豊かさを感じています。華やかさとか豪華さではない洗練されたデザイン、こだわりぬいた素材への安心感、職人の魂、これらが合いまった空気間がリビングに日々途絶えないのです。
それはおそらく永遠に。
なぜカスタールなのか? その①デザイン その②素材 その③製法
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