「センスがなくたって自分がハッピーならいいじゃない！」 北欧の椅子からインスパイアされ深沢直人氏が手掛けたマルニ木工HIROSHIMAシリーズの代表作。２００８年にスタートして１０年、今ではマルニ木工の稼ぎ頭となりジャパンデザインの代表作となった。数年前にフィンランドのアアルト邸を訪れた時にアトリエにこの椅子を見つけた時は、日本人としてちょっと誇れる気持ちになった。フィンランドを代表するブランドアルテックの直営店でも販売されている。丁寧な日本の物作りと洗練されたデザインを兼ねそろえた椅子、いざ腰を下ろした瞬間アームの手触り、背もたれのフィット感で誰もが座り心地の良さに圧倒される。仕事柄できるだけ多くの椅子を使うことにしている。この椅子も２年ほど愛用した、しっかりした作りがゆえに重くアームの手触り感は赤ちゃんの肌のようにぬくもりが感じられ、食事をする度に「ほっと」できる椅子。Yチェアも良いけどHIROSHIMAも捨てがたい。￥90,000(税抜）～